コールセンター話

コールセンターで勤めていたときのおもしろい話【ハートウォームばあちゃん編】

ちょっとすみません!そこのあなた!

あなたは、コールセンターで働いたことありますか?

コールセンターって、だいたいが服装自由だし、たいてい時給もいいし、特別なスキルもいらないし、腰掛けでやるにはかなりいい職種だと思うんですよ。

コールセンターで働いたことがない方は「電話って苦手だからコールセンターなんて嫌だよ、、、」と考えるでしょう。

でも、大丈夫。悲しいぐらいにすぐ慣れます。慣れたくなくても慣れます。

私も最初は電話なんて大嫌いでした。電話なんてかけたくもないし、取りたくもない。というか、今もそう。でも慣れてしまうんだからしょうがない。

じゃあなんでコールセンターで働くのか?

さっき言ったとおり、だいたいが服装自由だし、たいてい時給もいいし、特別なスキルもいらないし、腰掛けでやるにはかなりいい職種だからです。

ゆえに、小遣い稼ぎ程度に数ヶ月~1年、2年程度やるっていうのがコールセンターとの賢い付き合い方ではないでしょうかね?

そんなコールセンター業界に、私はアルバイト時代や副業時代も合わせて10年間身を置きました。

10年です。完全に誤った関わり方をしてしまいました。

一度味わってしまうと、微妙にメリットが多いために抜け出せない業界、、、

それがコールセンター業界。

今考えると懐かしい、、、なんとなく1日くらい戻ってもいいかな、、、とか考えちゃう不思議な業界、、、

それがコールセンター業界。

てか、10年なんてまだ若い方だと思いますよ。

コールセンターだけで働き続けて、別のスキルを持っていないと、転職先もコールセンター以外の選択肢がないという恐ろしい状況が待っています。そうならないように、今コールセンターに勤めている人は何かしら別のスキルを一つは身につけるようにしておきましょう。

さて、そんなコールセンター業界経験10年の私は、色々な業種のコールセンターをやりました。

光回線の営業、家庭教師の営業、自動車パーツの案内、アンケート、自動車保険のサービス提供、法人相手のシステム提案、、、、等々

このような多岐に渡るコールセンター経験のおかげで、私には他の人には負けない財産が培われました。

それは「変な客の話のストック」です。

商品知識?電話対応スキル?論理的対話能力?

そんなものは他の仕事をした方が培われます。

コールセンター経験10年で手に入れた私の財産は、間違いなく

「変な客の話のストック」です。

ま~変な人っていっぱいいますよ。ふだん普通に生活しているとなかなか関わるチャンスのない変な人、たくさんいます。

だって、たぶんこの10年のコールセンター経験で、単純計算してみると、、、

1日30人と話す×年間220日出勤する×10年間

=66,000人と会話してますからね。

66,000人と話したら変な人と話さない確率なんて逆にほぼゼロじゃないですか?

ということで、このブログの中で、私の財産である66,000人との会話の中で人様に聞かせられる程度の素敵なやりとりを抜粋して、お伝えしていきたいと考えています。

さて、最初はライトな話から。今回の話は別に変な人ではないのですが。

私のコールセンターデビューはインターネットの光回線の営業でした。

今はたくさんありますよね。a○ひかりだったり、フ○ッツ光だったり、ドコ○光だったり。

で、見込み客なんてそもそもわからないので、名簿屋さんから買った電話帳のリストがあるんです。(名簿の販売が違法かどうかとかが気になる方はこちらをお読みください)そこを上からばーーーーっとかけていくわけですよ。

で、「おうちにパソコンありますか?」「誰が使っていますか?」「使っている人と代わってもらえますか?」って感じで、使用者まで手繰り寄せていくわけです。

で、ある家に電話をかけた時に、ちょっとしわがれた声のおばあちゃんが対応してくれました。

私「○○と申します。(中略)お宅にパソコンはありますか?」

おばあちゃん「う~~ん、わたし、、、おばあちゃんだからよくわからないわぁ、、、」

私「そうですかぁ、、、失礼しました、、、(切るか、、)」

おばあちゃん「ちょっとまってね、、、じゃあわかるかもしれない人に代わってみるねぇ」

私「え!ありがとうございます。お願いします」

~保留音~

ガチャッ

さらにヨボヨボで発声もままならないおばあちゃん「んもっ、もぉしぃもぉしぃ~???」

私は丁重にご挨拶をし、そっと受話器を置きました。

電話機のところまで足を運んで頂いて申し訳ないな、とも思いましたが、それはきっとさらにヨボヨボで発声もままならないおばあちゃんにとっては、リハビリとなってプラスに働いたはずです。

そう考えて罪悪感を処理しないとやっていけない業界。

それがコールセンター業界。