雑記

とある日の日記[2011年03月22日]

地震のあった日から、不定期だけど頻繁に姉と甥がうちに泊まりにくるようになった。

ある日も帰ると玄関に乳母車が置いてあって「今日も来てるな」なんて思って居間に向かう。
戸を開けると、そこには甥を抱いた俺の母(甥にとってのばーちゃん)の姿が。

姉の姿がないので、「姉は?」と聞くと、こちらを振り向きもせずに「買い物行ったよ」と言いながら甥をあやし続けている。

俺は適当に返事をしてテーブルに座った。

しばらく甥と母を見ていると甥がぐずり始めた。
すると母は口を開き、何かをつぶやきはじめた。

「ドドスコドドスコドドスコ ドン♪

ドドスコドドスコドドスコ ドン♪

注入♪ 注入♪ 注入♪ 注入♪」

覚え方がザックリすぎる!
まるで黒魔術だよ!
アンタ甥に何を注入しようとしてんだよ!せめてその部分には主語を入れてくれよ!

俺が声を殺して笑って見ていると、どうやら甥の機嫌も良くなってきたらしく、さらにそれに気分をよくした母がヒートアップ。

「ドドスコドドスコドドスコ ドン♪

ドドスコドドスコドドスコ ドン♪

注入♪ 注入♪ 注入♪ 注入♪

注入♪ 注入♪ 注入♪ 注入♪」

注入しすぎ!甥割れる!
しかも何を注入してるのかいまだ不明だし!
もはや飲み会のコールのようになっている「注入♪」の連呼の前に、俺はなす術なく声を殺して笑い続けた。

しかし、当の甥はダークマターを注入されたためか、いつもより肌のツヤがよかった。

今回のことを終始監視していて、「注入されたモノによっては、虐待の類いに入るかもしれない。」と心配になった俺が、とりあえず姉に今回のことを報告。

それを聞いた姉は母ににじり寄り、「モノマネするならちゃんと覚えてからやって。」って説教されてた。